形成外科では、主に顔面、四肢、体幹における形態異常を主に対象としています。
形成外科では、主に顔面、四肢、体幹における形態異常を主に対象としております。形態の改善により機能回復が得られ、QOLを向上させることができます。以下が形成外科で対象となる疾患です。
以上のように、守備範囲は多岐に渡りますが、種々の診療科と連携し、高度技術を駆使して患者さんのQOL向上を目指しています。
自家肋軟骨移植による耳介形成術を行っており、基本的には2回の手術で耳をつくります。夏休や冬休みを中心に多くの子どもたちが手術を受けますが、1回目の手術では術後に傷があまり痛まないよう、硬膜外麻酔を使います。2回目の手術では植皮をおこないますが、どちらも約2週間の入院です。
瞼が重い、視野が狭くてつまずきやすいなど、近年増加している老人性眼瞼下垂に対して、まぶたの余剰皮膚切除と挙筋腱膜の手術を局所麻酔でおこないます。術後は眼瞼の審美的・機能的な改善が得られ、視野の拡大と瞼の重み、肩こり、頭痛などの症状が改善します。
日本ではまだわずかな施設でしか行っていない超マイクロサージャリー技術を駆使したリンパ管静脈吻合術という外科治療とバンデージによる保守的な治療との組み合わせによる総合治療により浮腫の改善を得ています。症例によっては保存療法中心に治療をおこないます。また、当院ではリンパ浮腫の機能的評価で最も有用と言われているリンパシンチによる経時的な浮腫の評価をおこなっています。著効例では患肢周径で10cm以上浮腫が減少します。
種々のレーザーによる“あざ”の治療を行いますが、特に太田母斑など広範囲にわたる小児のあざに対してレーザーを全身麻酔下におこない、治療しています。複数回に渡りレーザーをかけて徐々にあざを薄くして治療します。
先天性あるいは後天的に腫瘍や外傷などの種々の原因で生じた顔面神経麻痺に対して、神経移植や騰膜移植、筋移植を行い、顔面表情の対象性を得ることができます。完全顔面神経麻痺でも治療後に多くの方が仕事に復帰しています。
男性型脱毛症、外傷性脱毛症に対する内服薬、外用薬による保存的治療、および毛包単位植毛をおこなうことで頭頂から前頭部の生え際を作ることができます。内服薬の治療を基本としますが、症例によっては毛包単位植毛をおこないます。
遊離筋皮弁により失われた組織を再建し、機能的な改善を図ることで、頭頚部機能の改善と乳房形態の再建がなされます。
卒後教育をかねた症例スライドカンファランス